トップメッセージ

「全ては信頼と誠実から始まり、人と社会に認められる価値を創造する」

皆様には平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社グループは2007年4月、経営統合により純粋持株会社あいホールディングスを設立して以来、皆様からのご支援に支えられ、着実に業績を拡大してまいりました。これまでのご厚情に、改めまして深く感謝申し上げます。

私たちは、企業理念「全ては信頼と誠実から始まり、人と社会に認められる価値を創造する」を事業運営の原点に据え、持続的な企業価値の向上を最重要課題として取り組んでおります。信頼と誠実を基盤に、社会やお客様から認められる価値を創出し続けることが、当社の成長戦略・資本政策・ガバナンスを貫く共通の指針です。

さて、世界経済は、地政学リスクの高まりや国際競争環境の変化により、先行きを見通しにくい状況が続いています。また、国内外ともに技術革新の加速、人口動態の変化、環境・エネルギー制約の顕在化など、企業を取り巻く課題は一層複雑化しています。このような環境下において、私たちはレジリエンス(回復力)と適応力を高め、社会に必要とされる価値の創出に取り組んでおります。

現在、当社グループは次の三つの柱からなる成長戦略を推進しています。

① 事業基盤の拡大(BtoB企業への戦略的M&A)

長年培ってきた強固な財務基盤の下、BtoB事業を展開する企業への戦略的M&Aを継続します。顧客基盤の拡大は提供価値の多様化と収益基盤の強化につながり、資本効率を重視した規律ある資本配分のもとで遂行します。

② 獲得資産の最大活用(PMI・シナジー創出)

M&Aで得た技術・人材・生産拠点をグループ内で統合・活用し、新製品・新サービスの創出や事業効率の向上を図ります。各社の強みとノウハウを掛け合わせるグループ連携を競争力の源泉と捉え、計画的なPMIによりシナジーの最大化を追求します。

③ 市場浸透の強化(営業力×選択と集中)

当社の強みである営業力を最大限に活かし、創出した価値を確実に市場へ届けます。選択と集中により特定領域での圧倒的な競争優位を築き、収益性とキャッシュ創出力のさらなる向上を実現します。


加えて、企業としての責任を果たすため、コンプライアンス体制の一層の強化にも取り組んでいます。法令遵守・企業倫理の徹底をグループ全体の最優先事項と位置づけ、内部統制やリスク管理の高度化を進めることで、持続的成長の基盤をより確かなものとしてまいります。

また、環境・エネルギー課題が重要性を増すなか、当社グループの脱炭素システム事業を国内からアジアへと拡大し、堅調な成長を続けています。地球規模の課題に正面から向き合い、社会課題の解決に資する事業を持続的成長のドライバーとして位置づけ、サステナビリティと経済的価値創造の両立を図ってまいります。

今後も、財務規律の堅持と柔軟かつ機動的な経営判断を両立し、外部環境の変化に強い事業体制を構築しながら、中長期的な企業価値の向上を着実に実現してまいります。

皆様には、引き続き変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

あい ホールディングス株式会社
代表取締役会長兼CEO 佐々木 秀吉